スエズ運河で23日、1隻の巨大コンテナ船が座礁した。世界で最も通航船舶数が多い交易路の一つで船舶が通過できない状況になっている。運河で横向きに座礁したのは全長400メートルのコンテナ船「エバーギブン」。運航会社やソーシャルメディア(SNS)に投稿された画像によれば、船首が片側の岸辺に接触、船尾も反対側の岸辺に触れそうな状態で座礁している。台湾のエバーグリーン・グループが運航する当該コンテナ船は世界最大の船舶の一つで、1度にコンテナ2万個を運べる。エンパイアステートビルよりも高い。ロンドンのブローカーは「紅海と地中海の間を通過しようと待機している船舶が少なくとも100隻はある」とし、「タグボートが離礁させようと試みているが、簡単にはいかないだろう」と続けた。
スエズ運河で巨大コンテナ船が座礁 船舶が通航できず
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