米アトランタ地区連銀のラファエル・ボスティック総裁は23日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、連邦準備制度理事会(FRB)がゼロ金利政策を解除するのは2023年になるとの見方を明らかにした。  ボスティック氏は、FRBが金融政策と経済見通しに関する前回の予測を示した「昨年12月以降、私自身の考えはほとんど変わっておらず、今でも23年がゼロ金利政策の解除時期になるとみている」と述べた。  また、FRBが金利引き上げに踏み切るためには「強固かつ堅調な」インフレが持続する必要があり、「そうした状況が迅速に実現するという確証は得ていない」と語った。