駐停車禁止違反の検挙件数は年々減少傾向にあるものの、いまだ年間20万件以上に上る。都道府県別の状況はどうなっているのか。免許保有者1000人当たりの検挙件数をランキングした。(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)

前回に引き続き
3都府県がトップ3

 2006年の道路交通法改正で駐車違反の取り締まりが強化されて以降、駐停車違反の検挙件数は右肩下がりが続いている。

 2005年の全国での検挙件数は159万3377件だったが、2008年には55万8403件と、わずか3年で約3分の1にまで減少。その後も減少が続き、2019年には20万6778件にまで縮小している。

 とはいえ、いまだに多い駐停車禁止違反。都道府県別での状況はどうなっているのか。気になるランキングを見てみよう。

※「駐停車禁止違反検挙件数」は警察庁「令和元年の犯罪」、「運転免許保有者数」は警察庁「運転免許統計」から。

 今回のランキングでは、免許保有者1000人当たりの駐停車禁止違反検挙件数が多い都道府県順に並べた。

 1位は東京都(5.48)、2位は京都府(5.06)、3位は愛知県(4.37)。

 トップ3は前回のランキングと同様の結果となった。

 そのほか、4位の奈良県(4.3)、5位の兵庫県(3.88)、6位の福岡県(3.85)、8位の広島県(3.51)、9位の大阪府(3.38)は、前回のランキングでもそれぞれトップ10に入っている。

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