米半導体大手マイクロン・テクノロジーとデータストレージ製品大手ウエスタンデジタルはそれぞれ、半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)買収の可能性を模索しており、キオクシアの価値を約300億ドル(約3兆3200億円)と評価する可能性がある。関係筋が明らかにした。スマートフォンなどに搭載するメモリーチップの調達を急ぐ動きが世界で熱を帯びていることが背景にある。米投資会社ベインキャピタルの傘下にあるキオクシアの買収が実現する保証はなく、買収がどのような構成になるのかもはっきりしない。合意に至るとすれば、今春中にまとまる可能性があるという。キオクシアは昨年、上場を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大や市場の不安定性を理由に9月後半に上場延期を決めた。
マイクロンとウエスタンデジタル、キオクシア買収を模索
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