「運がよくなりたい」「いい人に巡り合いたい」「幸せな人生を送りたい」、それらを実現したいなら、考え方を変えればいい。最強の運を持つ「歩くパワースポット」が伝える「運」の磨き方をまとめた『SHOCK EYEの強運思考』には、強運を引き寄せる39の思考法がある。
人生、何が起こるかわからない。うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。うまくいかない、ネガティブなイメージをもつことを良しとしない風潮があるが、果たしてどうでしょう。どっちに転んでも心を穏やかに保っていられる方法を本書より抜粋して紹介します。
どう転んでも「運がいい」と言える思考パターンに変える
人間はすぐに思考パターンを変えられないものだ。
僕自身、どう転んだとしても、「自分は運がいい」と思えるような方法を実践してきた。それを紹介しよう。
うまくいった場合だけでなく、うまくいかなかった場合のその後も細かい部分までイメージしてから行動する。たったこれだけだ。
うまくいった場合は何の問題もない。その先にある望んだ未来に進んでいけばいい。
うまくいかなかった場合は、「これも想定のうち」と考えて現実を受け止め、用意した2つ目のプラン通りに淡々と行動する。
ちょっとくらいは「ツイてなかったな」と思うかもしれないけど後悔は引きずらない。
僕はどちらかというと、うまくいかなかった場合のプランを重視する。そうすると、うまくいった場合には「やったね!」っていう喜びを強く感じられる。うまくいかなかったときも、ダメージは広がらないし安心していられる。心を穏やかに保っていられれば、マイナスからの出発にならずに済む。
この思考法は、僕が湘南乃風でプロデビューを目指すときにも役立った。
デビュー前に僕は、後に妻となる彼女からこう言われた。
「もし音楽で夢がかなわなかったら、2人でマンションの管理人になろう」
「それも悪くないな」と思えて、僕は気持ちを穏やかに保てた。どうせなら、海のそばのマンションの管理人になってサーフィンをしたり、大きな犬を飼ったりするなど、デビューできなかった場合を具体的にイメージできたことで、自分にとって大切な「音楽で食べていきたい!」という夢も、それまで以上に輪郭がくっきりしたものになった。
ダメだったらマンションの管理人になるという選択肢があったおかげで、僕は「うまくいかなかったらどうしよう」とあわてずに済み、音楽活動に没頭できた。あの頃、仕事を増やして生活を支えてくれた妻に、心から感謝している。
うまくいった場合とうまくいかなかった場合、2つの選択肢があれば、変にあせって判断を誤ることがない。悲観的になるリスクも下がるから「自分は運がいい」と信じて前に進んでいける。
著者からのメッセージ:今、僕が考えていること
湘南乃風は、僕にとって、学校とか部活みたいな場所だ。自分自身を成長させてくれたし、いろんな経験をさせてもらっている。本当に感謝しかない。
いま、こうして本を書けていることも、「歩くパワースポット」として活動できているのも、元をたどれば湘南乃風でやってこられたからだ。レッド、若旦那、ハンクンと一緒に活動を続けて、この先ももっといろいろな経験をさせてもらえるような関係でいたい。
アーティストとしての僕を応援してくれる人の中には、「歩くパワースポット」として活動している僕を見て、「あいつ何やっているの?」「強運だとか言い出しているけど、ショックアイ大丈夫?」と思う人もいるだろう。
でも、10年前にゲッターズ飯田さんから「歩くパワースポット」と呼ばれたとき、素直にうれしくて、僕はその言葉をお守りにした。だからこそ、「歩くパワースポット」という言葉と向き合って、自分の力で「歩くパワースポット」を真実にしていこうと思った。信じてくれる人のためにも、そして自分のためにも。それが、いまの僕にとっての最大の使命だ。
思い返してみると、子供の頃から、僕の人生は変化の連続だった。
ひとつの場所にとどまって、同じことに打ち込むすばらしさもあるけれど、世の中が激動する現代においては、それがうまくいかない場合がある。どうしても同じ場所に立ち続けたいなら、自分の信念や心の持ちようを変えなければいけないかもしれない。
一方で、立っている場所を変えることで、自分の心を変えずに済む場合がある。僕は、変化を前向きにとらえる生き方をしてきたおかげで、自分の心を保ち続けられた。
僕が貫いてきたのは、人を喜ばせることに夢中になる生き方。そして、目の前の人を大切にしていく考え方だ。
親を喜ばせたくて受験勉強したことも、友達に喜んでほしくてマイクを取り、ジャマイカに飛び込んだことも、湘南乃風での活動も、「歩くパワースポット」としての活動も、どんな場面でも僕は喜んでくれる人のために全力を注いできた。立っている場所がどんなに変わっても、自分の心は何も変わっていない。
10年後、20年後に、僕はさらに違う場所に立っているのかもしれない。だけどきっと、生き方や信念はずっと変わらないだろう。
自分の心を変えず、信念に背かないことが強運につながる。僕はこれからも、いろいろな場所を移動しながら、自身の思考や信念を運び続けるだろう。
変化を恐れず行動し、変わらぬ思いを運び続けることが、僕自身の運気の源だと信じて。
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★最強の運を持つ歩くパワースポットが伝える運の磨き方
約10年前、ゲッターズ飯田氏から「ショックアイさんは選ぶ道が常にベストな人。運のステージが人と違います」と言われ、「歩くパワースポット」と呼ばれました。そして、著者の写真を待ち受け画面にすると、たちまちいいことが起こる、と話題になりました。
待ち受けにした人の運気が上がったとしても、それは、著者の運気が上がったことではありません。本書には、著者自身が実践してきた、強運を手に入れる思考法があります。
「キツいこと、ツラいことに出合うたびに、考えに考え、自分らしく行動し、全力で前に進んできた。 考え抜いて動き続けた結果、ことあるごとに僕の人生は好転していった」
順風満帆ではない人生を生き抜くなかで、
昔からブレていない軸があります。
その軸を思考法としてまとめたのが、本書です。
運は考え方で強くなる、と言うゆえんはここにあります。
■目次
序 章「運」について、僕なりに真剣に考えてみた
第1章 強運思考は、自分が持っている「軸」で決まる
第2章 強運思考は、幸せを呼び込むシステムである
第3章 強運思考は、不正解を正解に変えるエネルギーになる
第4章 強運思考は、自分を認めて走り続けることで磨かれる
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