「運がよくなりたい」「いい人に巡り合いたい」「幸せな人生を送りたい」、それらを実現したいなら、考え方を変えればいい。最強の運を持つ「歩くパワースポット」が伝える「運」の磨き方をまとめた『SHOCK EYEの強運思考』には、強運を引き寄せる39の思考法がある。
ゲッターズ飯田さんに占ってもらう前は、「運の強さ」を意識したことは正直なかったというSHOCK EYE氏。運についてのとらえ方を本書より抜粋して紹介します。

「自分は運がいい」と思うことが大事

湘南乃風 SHOCK EYE
1976年神奈川県生まれ。RED RICE、若旦那、HAN-KUN と共に「湘南乃風」を結成。ヒット曲「純恋歌」「睡蓮花」は幅広い世代で歌い継がれている。プロデューサーとしても、ハロー!プロジェクト、ジャニーズWEST、YouTuberのフィッシャーズなどへの楽曲提供を行う。近年では、インスタグラム上で会員限定のコンテンツ「Shrinegram」を運営するなど、音楽以外でも幅広い活動を行っている。著書に『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣』(共に講談社)がある。

 僕が「歩くパワースポット」と呼ばれ出したのは、いまから10年くらい前だ。

 湘南乃風のリーダー、レッドがレギュラー出演していたニコニコ動画の番組で「当たるっていう占い師さんが来るから、占ってもらおう」ということになった。

 当時、ゲッターズ飯田さんはまだ知られた存在ではなかったけど、僕は自分のことを占ってもらうのが初めてだったから、なんとなくうれしかったのを覚えている。

「ショックアイさんは選ぶ道が常にベストな人。運のステージが人と違います」

 ゲッターズ飯田さんからはそんな感じのことを言われた。

 他の出演者はみんな、開運のヒントをもらっていたけど、僕だけ何もアドバイスをしてもらえなかった。

 アドバイスがまったくいらないくらい運がいいということらしい。これはすごい。

 僕は、ゲッターズ飯田さんから言われた「歩くパワースポット」という言葉を「自分のお守り」にしようと思った。

 その日のうちに、占いの結果を友人でもある俳優の平岡祐太くんに話したら「ご利益(りやく)がありそうだから」と、彼は僕の写真をケータイの待ち受けにしてくれた。すると、それからしばらくして平岡くんに大きな仕事が舞い込んだそうで「ご利益があった」と連絡が来た。

 それから3~4年の間に「ショックアイの写真を待ち受けにすると運気がアップするらしい」という噂とともに、「歩くパワースポット」という呼び名が、僕の知らないところでじわじわ広まっていった。

 友達のつてで出会った相手や、仕事で一緒になったタレントさんやモデルさんから、「私たちの周りではその噂が流れている」「待ち受けにしたいので、一緒に写真を撮ってください」と言われるようになった。

 自分の知らないところで、噂が広まっていたことに正直びっくりした。

 友達から「この前、銀座で飲んでたら、クラブのママやホステスさんが、ショックの写真を待ち受けにしてたよ」という話も聞いた。

「歩くパワースポット」として僕を頼ってくれるみんなを、がっかりさせないために「これはちゃんとしなきゃ」と思った。この状況を幸せなものにするには、自分の行動や発言を見直しながら、人の背中を押せるようになるほかない。

 僕は手始めに全国各地の神社に行き始めた。当時は湘南乃風の「風伝説 第二章 ~雑巾野郎 ボロボロ一番星TOUR2015~」のさなかだったので、ツアー先で地元の神社に行かせてもらった。ツアーが始まる前には、いままで家になかった神棚を買って自宅にまつった。

 ゲッターズ飯田さんに占ってもらう前は、「運の強さ」を意識したことは正直なかった。

 デビュー前のパチスロや麻雀をよくやっていた頃、引きの強さを感じることはあったけど、運の善しあしよりも「場の流れ」みたいなものを意識するタイプだった。

 でも、これまで数万人も占ってきたゲッターズ飯田さんの占いで、当たりが3つくらいあるルーレットのボタンをポチッと押したら僕のところに止まった。数万分の一の確率、これは間違いなく「運」だ。

 考えてみると、たとえば宝くじに当たったとしても、そのお金を使って人生をよりよくしていくのか、お金の使い方を間違えて身を滅ぼすのかはその人次第だ。

 世界一周旅行の権利を手に入れて「いろんなものを吸収しよう」と思うのか、「行かなきゃいけないの? 仕事どうしよう」って思うのかも、その人のとらえかたひとつだ。

 もっと言うなら、この世に生まれたのだって、運だ。「素晴らしい人生だった」となるのか、「こんな家に生まれなきゃよかった」となるのかは生き方次第だろう。

 起きたことを運でとらえるのではなく、僕は「目の前で起きたことは、起こるべくして起こったことだ」と考える。

 目の前の出来事に、幸運と不運があるわけではなくて、運がいいのか不運なのかは自分で決めればいい。そもそも幸運も不運もなく、すべては自分のとらえ方でポジティブになっていく。そう気づいたときに、運が味方してくれる。

「身の回りで起きることは、すべて必要なことなんだ」
「自分はここにいるべくしているし、起こるべくして起こることが起きただけだ」
「そこには何かメッセージがあり、それを受け取るのが自分の役目なんだ」

 そう思えれば、「なるほどね、今回はこういう球か。どういうふうに打ち返そうかな」ってポジティブにとらえられる。それが運をよくする秘訣だ。

 運がいいと思えるように変換する能力を高めていくと、何が起きても「見方を変えれば運がいい」って思えるようになる。

 そう考えられると、運が見えてくる。見え方はその都度違うから、運をつかむための「これ」っていう必殺技はない。運をつかみにいくこともできない。うまくポジティブに変換できたときの行いを、その後もただ心がけて生きていく。

 そういう思考をするには、何が起きても「自分は運がいい」と思うことが大事だ。目の前のことをポジティブにとらえて、「自分は運がいい」って思いながら毎日を過ごしていると、振り返ったときに自分は幸運だったと思えるはずだ。