2021年3月1日、自身3冊目となる『SHOCK EYEの強運思考』が3月31日に発売されることが、著者のインスタグラム上で発表された。「3冊目はしばらくない」と考えていた中、なぜ、3冊目を書くに至ったのか。コロナ禍で私たちの生活は一変。著者もその中の一人。ツアーは延期し、音楽活動の場を奪われた。そんななか、「とにかく目の前の人が笑顔になる活動」を考えていくなかで、新たに上梓。著者は「歩くパワースポット」と呼ばれ、「運がよかったからやってこられたんだろう」と思われる人もいるかもしれない。しかし、著者の生き方・考え方に触れることで、どのように成功を引き寄せてきたかがわかるだろう。そんな思考――「強運思考」が今の時代の生きる糧になることを信じて、『SHOCK EYEの強運思考』発売よりいちはやく、「はじめに」を全文公開いたします。

成功を引き寄せる「強運思考」は、
運気をアップさせたい人の生き方のヒントに

湘南乃風 SHOCK EYE
1976年神奈川県生まれ。RED RICE、若旦那、HAN-KUN と共に「湘南乃風」を結成。ヒット曲「純恋歌」「睡蓮花」は幅広い世代で歌い継がれている。プロデューサーとしても、ハロー!プロジェクト、ジャニーズWEST、YouTuberのフィッシャーズなどへの楽曲提供を行う。近年では、インスタグラム上で会員限定のコンテンツ「Shrinegram」を運営するなど、音楽以外でも幅広い活動を行っている。著書に『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣』(共に講談社)がある。

 僕は「湘南乃風」のメンバーとして音楽で世に出た。レゲエミュージックを通じて出会った、RED RICE、若旦那、HAN-KUN、そして僕の4人は、切磋琢磨しながら自分たちの“湘南乃風ミュージック”を作り上げてきた。

 いま僕は「歩くパワースポット」という呼び名でも、いろんな人に知ってもらえている。占い師のゲッターズ飯田さんがそう呼んでくれた日から、僕が強運の持ち主だというイメージが徐々に広がっていった。はじめの頃は、僕の写真をスマホの待ち受けにした人から、いいことがあったと報告があるたびに驚いた。

 だけど、以前の僕は人より運が特別いいと思ったこともないし、人生が順風満帆だったわけでもない。

 大名家直系、植村家に生まれた僕は、礼儀作法に厳しい両親に育てられた。1歳年上の兄や年の離れた弟より扱いが悪く、家の中に自分の居場所がないような感覚で毎日を過ごしていた。

 小学校では問題児扱いされ、親から褒めてもらえるのは勉強で結果を出したときだけ。中高一貫の進学校に通っていたけど、誰かに呼ばれればケンカに飛び込んで、暴力事件がきっかけで高校2年のときに学校を自主退学することになった。

 その後に音楽と出合う。得意だったわけじゃないから、周りから後れをとって、必死に食らいついていくしかなかった。デビュー後は、それまで味方だと思っていた人たちから「お前らがレゲエの代表みたいに思われるのは迷惑なんだ」「もっとちゃんとレゲエをやってくれよ」みたいなバッシングを一気に食らって、たくさんの痛みを味わった。

 キツいこと、ツラいことに出合うたびに、僕は考えに考え、自分らしく行動し、全力で前に進んできた。考え抜いて動き続けた結果、ことあるごとに僕の人生は好転していった。

 ただ単に「運がよかったからやってこられたんだろう」と思う人がいるかもしれないけど、僕がみんなから「歩くパワースポット」だと信じてもらえているのは、成功を引き寄せる「強運思考」があるからなのかもしれない。だとしたら、僕の生き方や思考パターンは、運気をアップさせたいと思っている人にとっての生き方のヒントになるはずだ。

 それがこの本をみんなに届けようと思った理由だ。

世の中、「歩くパワースポット」だらけになったらすごくいい

 歩くパワースポットと呼ばれるようになってからは、「運」について自分なりに考え続けている。会員制のインスタグラム「Shrinegram」(シュライングラム)で情報を発信し、参加者とつながる活動も始めた。期待してくれる人をがっかりさせたくないと思って、自分の行いや、発する言葉、作る音楽などを見つめ直し、呼び名に見合った生き方を心がけてもいる。

 この本は、人生初の著書『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』(講談社、2019年)、2冊目『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣』(講談社、2020年)に続く、僕にとって3冊目の本になる。

「運とは何なのか」「どうすれば運がよくなるのか」など、僕がこれまでに感じてきたことを前の2冊とは違った切り口でふんだんに書かせてもらった。

 歩くパワースポットは究極的に、僕だけのものじゃなくて、世の中、歩くパワースポットだらけになったらすごくいいと思う。

 運気をアップさせたい!
 強運って手に入るの?

 そう考えている人たちにとって、僕の「強運思考」が役に立つことを祈っている。

 そして、読んだ人みんなが元気を与える人になって、人を幸せにできる人たちであふれたら、著者としてこの上ない喜びだ。