例えば、大学には二浪して入ったが、後に成功した人が多数いるように、人生は何とかなる。後で頑張ればいいのだ。

 ちなみに筆者は12回転職を経験しているが、そのうちの4回の転職は、自己評価の上で明確に失敗だった。3回に1回の失敗率だ。

具体的な検討方法
「会社が嫌」の原因を探れ

 さて、心構えができたところで、問題を具体的に検討する方法をお伝えしよう。

「自分は、会社選びを間違えたのではないか?」という疑問を持つということは、「会社が嫌」なのだろう。

 ここで、自分が就職した会社の何が嫌なのかが重要だ。

 あなたは、(1)仕事が嫌なのか、(2)人間が嫌なのか、どちらなのだろうか?

 あらかじめ言っておくと、どちらも会社を辞める「十分な理由になり得る」ので、心配しないで自分の心に対して正直になってほしい。

 二つのうちでより深刻なのは、仕事が嫌だという場合の方だ。同じビジネスでも、学生の立場で外から見るのと、会社に入って仕事として実際にやってみるのとで、大きくイメージが異なる場合がある。

 筆者は証券会社に勤務しているので証券会社を取り上げよう。例えば、証券の営業の仕事に駆り出されたときに、「自分の努力が数字に反映する面白い仕事だ」と思う新人と、「明らかに顧客のためにならない商品を、自分の心を偽って売るのは嫌だ」と思う新人の両方がいておかしくない。

 後者の新人には、速やかに職種を変えることをお勧めする。少しでも早い方がいい。