新型コロナウイルスのワクチン接種などを証明する「ワクチンパスポート」によって経済再開を促進しようとする動きが、イギリスやEUで進められている。
日本政府は消極的だが、それは接種記録のデータベース構築が難しいからだ。
世界では、ブロックチェーンを活用してプライバシーを保護するパスポートも登場している。日本はこうした動きから大きく取り残されており、経済再開でも世界に大きく後れをとるおそれがある。
世界で広がる
ワクチンパスポート導入への動き
ワクチンパスポートは、新型コロナウイルス・ワクチンを接種したことや検査で陰性だったことを証明するものだ。これがコロナ後の世界に向けて経済活動を再開させる際の切り札になるという見方が多い。