米グーグルの親会社アルファベットが27日発表した1-3月期(第1四半期)決算は売上高の最高記録を塗り替えた。規制当局からの圧力にもかかわらず、デジタル広告費の急増を追い風に一段と勢いを増した格好だ。  売上高は553億1000万ドル。新型コロナウイルス感染拡大が世界経済に打撃を及ぼし広告収入が急減した前年同期に比べ、34%増加した。純利益は倍余りに拡大し、1株利益はアナリスト予想を大きく上回った。