米グーグルの親会社アルファベットが27日発表した1-3月期(第1四半期)決算は売上高の最高記録を塗り替えた。規制当局からの圧力にもかかわらず、デジタル広告費の急増を追い風に一段と勢いを増した格好だ。売上高は553億1000万ドル。新型コロナウイルス感染拡大が世界経済に打撃を及ぼし広告収入が急減した前年同期に比べ、34%増加した。純利益は倍余りに拡大し、1株利益はアナリスト予想を大きく上回った。検索エンジンやGメール、グーグルマップを含む主要製品の売上高は前年同期比30%増の318億8000万ドルに達し、オンラインで人々にアプローチしようとするブランド各社の支出の変化が映し出された。動画共有サイト「ユーチューブ」の売上高は前年同期比49%増の60億ドルだった。
アルファベット1-3月期、売上高は過去最高
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