――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムは29日発表した1-3月期(第1四半期)決算で、少なくとも1つの、短期的な大きな疑問に答えた。ただし、もっと長期的な、いくつかの疑問はなお残されたままだ。  その短期的な疑問とは、新型コロナウイルス流行の収束に伴い、オンラインでの買い物が減るかというもので、その答えは明確なノーだった。アマゾンの1-3月期売上高は全体で前年同期比44%増の1080億5000万ドルで、市場予想を上回った。