独立系最大手の著作権管理・音楽サービス会社ダウンタウン・ミュージック・ホールディングスは、著作権ビジネスから撤退する。この件に詳しい関係者によると、ダウンタウンは今週、アデル、アレサ・フランクリン、ビヨンセ、レディー・ガガなどのアーティストが収録したヒット曲の著作権14万5000件を4億ドル(約440億円)で売却。同社がより価値のあると考える事業、つまり、ミュージシャンに代わって楽曲の流通、マーケティング、ライセンス管理、資金調達、印税の徴収などを担う「アーティストサービス」に狙いを移しているという。ストリーミングの普及により、自分たちの音楽を世に出し、そこからお金を得るための支援を必要とするアーティストが増えると見込む。
音楽市場、次の狙い目は「アーティストサービス」
ミュージシャンがレーベルに頼らず楽曲で利益を得るのを支援
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