4分割ノートを作成すると、このように当たり前すぎて自覚できていなかった自分の能力に改めて気づき、自信を持つことができるのです。

誰でも「強み」にできるものがある

 多くの人は、「自信がない」に加えて、自分の「強みがわからない」と言います。先ほども言ったように、「強み」というのは他者との比較からくる言葉なので、「他者より少しでも劣っていると、強みだと言えない」と考えている人が非常に多いのです。でもそれは違います。それを言い出すと、一番でないと「強み」と言ってはいけないことになりますから。

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「自分の強み」が何かわからないと感じている人は、ぜひ「自分の強み」を「自分が自信のあること」に置き換えてみてください。「強み」が他者との比較の言葉である一方、「自信」は自分のなかだけで完結する主観的な言葉ですから、これだと話がしやすいはずです。

 自分の強みを聞かれて詰まる人が、自分に自信のあることを聞かれたらスラスラと答えられる。本当に不思議な現象ですが、それだけ世の中の人が「強み」という言葉に内包される「他者比較の呪縛」にとらわれているのです。

 このように、「自分の強み」=「自分の自信があること」と考え直したときに、ここまで作成してきた4分割ノートが、実は自分の強みまで明らかにしてくれるツールであるということに気づくはずです。

 あなたには強みがないのではなく、何を強みと表現していいか気づいていないだけなのです。