米アルファベット傘下のグーグルと病院運営大手HCAヘルスケアは、患者情報を利用して医療用のアルゴリズムを共同開発することで合意した。足元ではIT大手が3兆ドル(約327兆円)規模のヘルスケア産業へ参入する動きが相次いでいる。  HCAヘルスケアは全米21州で約2000の病院を運営。複数年契約の下、電子的な医療記録とインターネットにつながる医療機器のデータをグーグルと統合し保存することになる。グーグルとHCAの技術者は業務効率、患者のモニター、医師の判断などを支援するアルゴリズムの開発で協力する。