【ワシントン】米軍は27日、イランの支援を受けている2つの武装組織を標的にシリアとイラクで空爆を実施した。米国防総省は、これらの組織が米軍にドローンでの攻撃を仕掛けていたとしている。  同省によれば、空爆はシリアとイラク国境近くにある武器庫など3カ所を標的に実施された。これらの施設は武装組織「カタイブ・ヒズボラ」と「カタイブ・サイード・アル・シュハダ」が利用していたという。   国防総省のジョン・カービー報道官は、「米国は事態がエスカレートするリスクを限定するため、必要かつ適切、慎重な行動を取っただけでなく、抑止のための明確で疑う余地のないメッセージも示した」とした。