新たにビットコインへの投資を始めた人は、直近の大幅上昇で興奮を味わった。現在は、その反対の局面を体験している。ビットコインは、2020年3月の5000ドル(約55万3400円)から、2021年4月には6万4000ドル近くまで上昇。その後、2万9002ドルまで下落し、25日時点では3万2212ドルまで値を戻している。今回の急落は厳しいものだったが、それでも、ビットコイン12年の歴史の最安値からはまだ遠い。ビジュアル・キャピタリストのデータによると、2012年以降、ビットコインはこれまでに30%超の下げを14回、50%超を6回、80%超を3回経験している。これらの急落の後は横ばい状態が続き、このサイクルは「クリプト・ウインター(暗号資産の冬の時代)」と呼ばれるようになった。
ビットコイン不振、「暗号資産の冬」再来か
直近のビットコイン下落は、今後横ばい推移の可能性を示唆
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