米フロリダ州サーフサイドの集合住宅が24日に崩落した事故で、同住宅管理組合の理事長は4月、住民への書簡で、建物が深刻なダメージを受けているとして、構造上の問題修復のために必要な推計1500万ドル(約16億6000万円)の支払いを求めていた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が書簡の内容を確認した。当局によると、この事故では少なくとも11人が死亡、150人が行方不明となっている。28日に生存者の捜索作業は5日目に入った。管理組合理事長のジーン・ウォドニッキ氏は4月9日付の書簡で、建物のコンクリートの損傷は今後急激に倍加していくとし、「現に車庫内などの目視可能な損傷はこの数年で著しく悪化した」と述べていた。
フロリダ集合住宅崩落、管理組合長が4月に改修訴え
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