暗号資産(仮想通貨)のビットコインが4-6月期に急落し、投資熱も一気にしぼんでいる。強気筋は窮地に追い込まれているようだ。  ダウ・ジョーンズ・マーケット・データによると、ビットコインは4-6月期に41%下落。これは四半期ベースで2018年10-12月期(43%)以来の大きな下げで、ビットコインの10年余りの歴史の中でも4番目に悪いパフォーマンスとなった。  ニュースレター「クオンタム・エコノミクス」の執筆を手掛けるマティ・グリーンスパン氏は「見せかけの熱狂は市場から去ったと、絶対的な確信を持って言える」と述べる。これはビットコインにとって、他の資産以上に深刻な問題となる。