新型コロナウイルス感染拡大に伴う制限が緩和され、多くの人がパソコンやテレビから離れて屋外に出る中、ビデオゲームを手掛ける企業がモバイルゲームへの投資を増やしている。エレクトロニック・アーツ(EA)、テイクツー・インタラクティブ、ジンガなどは、モバイル向けゲームを手掛けるスタジオを買収しているほか、モバイル向けに新たな作品を制作している。この中には据え置き型ゲーム機やパソコンですでに人気を博しているゲームのモバイル版も含まれる。中国のインターネットサービス大手テンセントホールディングスの傘下で、「リーグ・オブ・レジェンド」を開発したライオット・ゲームズのニコロ・ローレント最高経営責任者(CEO)は「あるゲームを制作したい場合、これまでは(モバイル)を避けることもできた」と指摘。「今はどのような種類のゲームでも、このプラットフォームは大切だ。だから誰にとっても非常に重要となっている」と述べた。
ゲーム企業、コロナ収束でモバイル向けに注力
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