米フロリダ州サウスサイドで6月24日に崩壊したマンション「チャンプレイン・タワーズ・サウス」の残存部分が、現地時間4日午後10時30分(日本時間5日午前11時30分)に解体された。行方不明者120人の捜索および救出に向けた判断だという。当局者らはまた、トロピカルストーム(熱帯低気圧)「エルサ」が今後数日内にフロリダ州に到達する可能性があるため、その前の解体を望んでいたとした。現場は不安定な状況にあったため、住民は解体前に戻って貴重品などを運び出すことが認められなかった。当局者らは、熱帯低気圧の接近に伴う風雨に建物が耐えられない可能性があるとして、管理された形での解体を決めていた。
米マンション残存部分を解体、熱帯低気圧の接近で
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