ジョー・バイデン米大統領は13日の演説の中で、共和党が支配する州で選挙時の投票規則を厳格化する動きがあることを批判し、投票を容易にするための法案を支持するよう、連邦議会に呼びかけた。この法案は連邦議会で審議が難航しており、バイデン氏は民主党員の一部や活動家から、共和党主導の州法改正の抑制に向けたさらなる努力を求められている。バイデン氏は、一部の州での投票規則厳格化に向けた法律改正の動きについて、かつて黒人の投票を妨げた一連のジム・クロウ法(19世紀に制定された人種隔離法で1964年に廃止)と似通った、非民主主義的なものだと見方を示した。バイデン氏はまた、民主党が提案している投票を容易にするための法案に、上院で共和党が反対していることを批判した。
米民主党、選挙投票制限の緩和へ圧力強める
バイデン大統領、共和党系州の「投票規則厳格化」新法を批判
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