歴史的に見ると、米国の野党となっている党は、特に大統領の支持率が低い場合、中間選挙で連邦議会の議席を増やすのが通例となっている。これは11月の選挙において民主党にとって好材料だ。しかし、民主党の好感度は約40%となっている。同党の選挙活動組織である民主党全国委員会(DNC)は債務を抱え、混乱状態にある。今や民主党の苦境は一段と深刻化しているように見える。政治団体「米民主社会主義者(DSA)」の支持を受ける反主流派候補が、資本主義を終わらせるという急進的な主張を掲げ、予備選で連勝している。共和党は喜びを隠しきれない。というのも、こうしたDSA系候補が11月にすべての民主党候補の足かせになると予想しているからだ。民主党は冷や汗をかいている。
【寄稿】民主社会主義は「茶会」とは違う
米国にとってはるかに危険だが、訴求力は2009~10年の共和党内の反主流派に酷似
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