米首都ワシントンで週末に発生した2件の銃撃事件は、首都および米国の一部の都市における銃犯罪の増加を浮き彫りにした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が地元警察のデータを分析したところ、コロンビア特別区では2018年以降、銃を使用した暴行事件は前年比で増加しており、2021年の年初来では20年の同時期よりも多くなっている。警察のデータによると、コロンビア特別区では21年に入ってから週末までに銃を使った暴行事件が455件報告された。20年1~7月中旬は422件だった。ただ、銃が使われたあらゆる事件が含まれており、銃撃事件とは限らない。銃撃事件の具体的なデータは、18日時点で入手できなかった。