東京五輪サーフィン競技に出場した南アフリカ女子代表のビアンカ・ブイテンダグ選手は、試合前に風や波のコンディションを測るため、アプリやウェブサイトを活用している。ただ、サーフィンがハイテクスポーツだとは考えておらず、ほとんどは天候を見極めるためだという。ブイテンダグ選手は今週、「それぐらいなものだ」と語っていた。サーフィンで初の五輪金メダルを賭けて27日、ブイテンダグ選手と対戦した米国代表のカリッサ・ムーア選手は、異なるアプローチを取っている。パフォーマンス分析、ウエーブプール、科学を駆使しているのだ。ブイテンダグ選手に6.5ポイント近い差をつけて金メダルを獲得したムーア選手は、人工波での競技に参加し、睡眠やバイタルサインを記録するウエアラブルリングなどのテクノロジーを使用して、コーチがトレーニングとリカバリーを微調整できるようにしている。
五輪サーフィン、AIの波に乗る
機械学習やビッグデータで潮流変わる新競技
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