――著者のシェリル・ウィノカー・ムンク氏は米ニュージャージー州ウエストオレンジ在住のライター ***  ESG(環境・社会・ガバナンス)投資は、ここ数年で大きな進歩を遂げた。  ESGの評価基準に従って企業やその他の資産を選別する持続可能(サステナブル)な投資戦略は、以前はニッチな分野だったが、今やかつてないほど資金を引き寄せている。  米国でサステナブル投資を推進するUS SIF財団の最新データによると、2019年末時点で約17兆1000億ドル(約1880兆円)が、何らかのサステナブル投資戦略を用いて、あるいはESG問題で株主決議を求める機関によって運用されていた。