アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス前最高経営責任者(CEO)は、絶頂期にトップを退任したと言われていたが、そうではなかったようだ。ベゾス氏が直接経営の指揮を執った最後の四半期の決算は、やや期待外れの結果となった。4-6月期(第2四半期)売上高と営業利益はいずれもアナリスト予想を下回り、アマゾンが示した今四半期の売上高見通しの上限もアナリスト予想を下回った。ファクトセットのデータによると、同社自身の売上高見通しの上限が予想に満たなかったのは2年ぶり。この決算を受け、アマゾン株は7%超下落した。
アマゾン新CEO、出だしは不調
売上高と営業利益の予想未達は異例、前年のコロナ特需が影響
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