定年まで働くなんて無理……ならば、生涯賃金2億円を株式投資で稼いでしまおう! そう決意した入社3年目、知識ゼロの状態から株式投資をスタートした『割安成長株で2億円 実践テクニック100』の著者・現役サラリーマン投資家の弐億貯男氏。年間平均利回り30%で資産を増やし、当初の計画を前倒しで2億円達成! 現在もどんどん資産を増やしている。忙しいサラリーマンでも真似できる「100の実践ノウハウ」を徹底伝授!
少なくとも3つ以上該当する銘柄を選ぶ
個人投資家の方から「どういう基準で探したら、割安成長株で儲かる銘柄が見つかるでしょうか?」という質問をいただくことがあります。
これに対する私の答えは、以下の5つのポイントをチェックすることです。
②配当利回りが3%以上
③配当性向30%以上を公約
④ストック型ビジネス
⑤PER15倍以下(できれば10倍以下)
①は成長株かどうかのチェックポイントです。
増収増益傾向かどうかは、「会社名」「業績推移」でネット検索すればわかります。
②の「配当利回り」とは、1株あたりの年間配当金額を、現在の株価(購入時の株価)で割って求めるもの。
これは「会社名」「配当利回り」でネット検索すればわかります。
③の「配当性向」とは、純利益のうち何%を配当金に回しているか。
30%以上あれば、増収増益が続く限り、配当金が増加するので、株価を下支えしてくれます。
これも「会社名」「配当性向」でネット検索すればわかります。
④の「ストック型ビジネス」とは、インターネット・携帯・電気・ガスなど一度契約すると長期間にわたり継続的な売上高が見込めるビジネス。
手がける企業は将来の業績が予測しやすく、安心して中長期保有できます。
⑤のPERは、株価が割安かどうかを判断するもっともオーソドックスな基準。
私はPER15倍以下(できれば10倍以下)を基準としていますが、これも「会社名」「PER」でネット検索すればわかります。
この5つ全部でなくても、少なくとも3つ以上該当するなら中長期保有する銘柄候補として有望です。