米ニューヨーク州議会下院は13日、辞任を表明したアンドリュー・クオモ知事に対する弾劾調査を停止することを明らかにした。  カール・ヒースティー州下院議長(民主)は、調査の目的はクオモ氏が知事を続けるべきかどうかを判断することだったとし、辞任によって答えが出たとの認識を示した。さらに、州法では既に職を離れた公職者に対する議会の弾劾・罷免は認められていないとした。  州下院はクオモ氏のセクハラ疑惑や、新型コロナウイルス流行に関する回顧録を出版した際に州の公的資源を不正利用した疑い、高齢者施設でのコロナ死者数を過少報告していたとされる問題を調べていた。 。