ジョー・バイデン米大統領は22日、アフガニスタンからの米国人退避完了と駐留米軍撤退の期限を8月31日から延長することについて米軍と協議しているが、最終決定には至っていないと述べた。バイデン氏は「期限延長について米軍と協議を続けている。われわれとしては、延長は回避したい。だが、このプロセスがどの程度進んでいるかについて話し合われる見通しだ」と述べた。さらに、イスラム主義勢力タリバンが延長に同意するかどうかはまだ定かではないとした。米国防総省は同日、国家の緊急事態の際に航空会社に協力を命じるという、ほとんど使われたことのないプログラムを始動させたと明らかにした。民間航空機18機を使用して、欧州や中東に足止めされたアフガニスタン人を退避させる。
アフガン人移送で民間機強制利用、米軍の撤退延長も協議
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