――筆者のサダナンド・デューム氏は「EAST IS EAST」欄のコラムニスト ***  アフガニスタンの首都カブールが15日に陥落して以降、ジョー・バイデン米大統領に対し、米国の世界的地位を低下させ、イスラム主義組織タリバンとそのパートナーの国際テロ組織アルカイダを勢いづけ、同盟国の不信感を招き、米国に命をかけて協力したアフガン人を見捨てたという批判が巻き起こっている。不器用な米国のアフガン撤退が招く結果としてもう一つ可能性が高いのは、パキスタンをつけあがらせることだ。