海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「鉄道好き必見!ヨーロッパ・路面電車の旅」です。ヨーロッパには、今でもトラム(路面電車)が走る町がたくさんあります。昔から市民の足として活躍してきたトラムは、観光客にとっても便利な乗り物。こちらの記事では、旅情あふれるトラムが走る、中欧と北欧の首都をピックアップして紹介します。自由に旅行できる日が再来したら、こんなローカル感あふれる旅もすてき!(地球の歩き方書籍編集部)
プラハ Praha(チェコ)
神聖ローマ帝国の首都として発展したプラハは、今も中世ヨーロッパの町並みがそのままに残る古都。市内をくまなく網羅するトラムは、この町に暮らす人々にとってなくてはならない交通手段です。観光スポットが集中する旧市街や最大の観光名所・プラハ城のあるマラー・ストラナへも路線があるので、観光客にとっても利用価値が高いです。町なかを美しく蛇行するヴルタヴァ川(モルダウ)に沿って走る路線からは、車窓から川とその向こうにそびえるプラハ城が一望できますよ。