米労働省が3日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比23万5000人増となり、市場予想を大幅に下回った。失業率は前月の5.4%から5.2%に低下した。  デルタ変異株の感染拡大で新型コロナウイルスの感染者数が急増する中、雇用主が採用を手控える傾向が強まった。  市場予想は就業者数が72万人増、失業率が5.2%だった。就業者数の伸びは6月と7月から大きく鈍化した。  雇用は対面での接客を伴うサービス業で特に低調だった。 。