アフガニスタンの実権を掌握したイスラム主義組織タリバンが米国人約200人および外国人の空路での国外退避を許可したことが9日、明らかになった。米国人らは同日、中東カタールに向け出発する航空機に搭乗する。カタールと米国の当局者によると、米軍のアフガニスタン撤退が先月完了して以来、航空機による退避は初めてだという。カタールの当局者は、今回のカタール航空ボーイング777のフライトは、カブールのハミド・カルザイ国際空港で国際旅客業務が再開することを意味し、今後は国際便が毎日運航される予定だと述べた。カタール当局者は、今回のフライトはすべての旅客が有効なパスポートを所持しており、必要な場合にはビザ(査証)も取得済みで、カタール航空の航空券が発行されていると指摘し、退避飛行ではないと説明した。
タリバン、米人200人らのカブール退避認める
カタール行き航空機に搭乗へ
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