ジョー・バイデン米大統領は9日、飛行機やバスなどの利用者がマスク着用義務を無視した場合の罰則を強化すると明らかにした。米運輸保安局(TSA)が着用拒否者に対する罰金を倍増する。TSAによれば、新たな罰金制度は10日から導入される。機内や空港、電車、バス、その他の公共交通機関でのマスク着用を拒否した場合、初犯であれば500ドル~1000ドル(約5万5000円~11万円)の罰金が科される。繰り返し違反した場合は1000~3000ドルの罰金となる。バイデン政権は8月、飛行機やバスなどを利用する際のマスク着用義務化の期間を来年1月18日まで延長していた。