シリーズ18万部突破の最新刊『精神科医Tomyが教える 1秒で元気が湧き出る言葉』の著者・精神科医Tomy先生が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」で元気が湧き出る言葉の音声配信を始めた。終わりの見えないコロナ禍で不安が広がるいま、心のなかに小さな希望を増やす方法を教えてくれる。きょうのひとことは、これ!
「自分がイエスならイエス、ノーならノー」
自分を犠牲にしてまで他人に合わせようとしない>
このところ、いくつかご質問をいただいております。
きょうは、そのご質問にお答えしたいと思います。
自分を大切にするには、どうすればよいですか? というご質問です。
自分を大切にするには、必ずしも自己中心的に振る舞うとか、ワガママを言うとか、そういうことをするわけではありません。
じゃあ何かというと、自分はやりたくない、損をするなど、自分を犠牲にしてまで他人に合わせようとしないということなんです。
たとえば、誰かから何かお願いされたとき。
そのお願いを受けても何も問題がなく、自分が「やってもいいな」と思ったら、やればいいわけなんです。
でも、世の中には、「お願いを断ってしまうと悪いな」と思ったりして、本当はやりたくないのに、いい格好をしてお願いごとを引き受けてしまうケースが結構あります。
こういうのは、自分の大事にしていないことになります。
本来であれば、自分がイエスならやる、ノーならやらない。
そういうシンプルな判断でいいわけです。
それができないと自分を大切にできないので、他人と接しているだけで、疲れたり傷ついたりしてしまいます。
それは、やめましょうということですね。
自分がイエスならイエス、ノーならノー。
自分を犠牲にしてまで他人に合わせようとしないこと。
きょうは自分を大切にするシンプルな方法でした。
参考になったかしら?