いよいよ2022年4月から、日本の高等学校でも「資産形成」や「投資」の授業がスタートする。
さらに、「100歳以上、過去最多8.6万人」「100歳以上は過去30年間で急増」している(「日経MJ」9/24」)。知らない間に、日本人の寿命がどんどん長くなっているのだ。
人生100年時代の今、大人も子どもも、お金の教養は喫緊の課題となっている。
だが、日本人はお金の教養がないといわれて久しい。
一方、投資先進国アメリカの学生は幼少期から、日本人が知らない「3つの力」を学んでいる。
それが、「稼ぐ力」「貯金力」「投資力」だ

3つの力が身につく話題の書『13歳からの億万長者入門──1万円を1億円にする「お金の教科書」』が9/29、ついに日本上陸。発売前から大きな話題となっている。
★Amazon.com「1400以上の読者評価、星5つ中の4.6の高評価
★Amazon.com「Children's Moneyジャンルのベスト10の常連
★ベストセラー『生涯投資家』村上世彰氏絶賛
原書タイトルは『HOW TO TURN $100 INTO $1,000,000:Earn!Save!Invest!(1万円を1億円にする方法:稼いで、貯金して、投資しよう!』(Workman Publishing)。
ほとんどお目にかかったことのないタイトルだが、訳者の関美和氏(ミリオンセラー『FACTFULNESS』訳者)は、「釣りタイトルと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。大人も子どもも楽しみながら学べる、真っ当なお金の教科書です」という。
この本は、権威ある「エミー賞」を受賞した全米の人気テレビ番組『Biz Kid$』(子ども向けの経済教育番組。2008年に放送開始後、全世界で1500万人以上が視聴。全米16州では金融教育番組として推奨)をもとに、著者たちが同名の金融教育プログラムを創設。長年にわたり数百人もの子どもたちと、過去から現在(ベゾス、バフェット等)までの億万長者のヒミツを徹底調査。幼い頃からどんなことをすれば、ゼロから1億円をつくれるのかをとことん研究した。カラー図解で実用性×遊び心×やる気に火をつける稀有な本だという。
では、日本の学校では絶対教えてくれない「3つの力」「億万長者マインドセット」「1万円を1億円にする方法」を著者に、こっそり教えてもらおう。

【検証・億万長者のヒミツ】全く売れない俳優だったジム・キャリーが、「自分宛に10億円の小切手」を切ったら、10年後に起きた奇跡Photo: Adobe Stock

自分宛に10億円の小切手を切った
ジム・キャリー

 ハリウッドの売れっ子俳優の一人、ジム・キャリーは、これまでの映画出演で何十億円も稼いできた。

 だが、昔から売れっ子だったわけじゃない。

 1985年、まだハリウッドで食べていくのに困っていた頃、キャリーはハリウッドヒルズの頂きまで車を走らせた。

 彼はそこで未来を夢に見ながら、自分宛に10億円の小切手を書いた。

 振込日付は10年後、1995年の感謝祭の日だ。

演技に対する対価として」とつけ加え、以来その小切手を財布に入れて持ち歩いた

 その後のキャリーの活躍はみんなも知っているとおりだ。

 彼の前向きさと粘り強さが実を結び、1995年までには数本のヒット作に出演して、映画一本あたりの出演料は20億円にまではね上がった。

 自分自身に10億円の小切手を切ったことで、キャリーは仕事に集中し、その結果、成功をおさめることができたのだ。

 さて、君は望みの未来を手に入れるために何をしているだろう?

 もしかしたら、今の状態が自分にできる精一杯だと思っているかもしれない。

 だが、困難があっても、自分の気持ちをすべて将来の成功に向けてみることはできるだろうか?

 幸運を待つのはやめよう。

 宝くじに当たるとか、おじさんの遺産でお金持ちになるとか、そんな淡い期待をしても仕方がない。

 どんな未来を手に入れたいかを自分ではっきりさせ、目標を設定してそれに向けてせっせと計画を立てよう。

 君も、20年後の自分に向けて、今すぐ小切手を切ったほうがいいかもしれない。

【検証・億万長者のヒミツ】全く売れない俳優だったジム・キャリーが、「自分宛に10億円の小切手」を切ったら、10年後に起きた奇跡

(本原稿は、ジェームス・マッケナ+ジェニーン・グリスタ+マット・フォンテイン著、関美和訳『13歳からの億万長者入門──1万円を1億円にする「お金の教科書」』からの抜粋です)