米フェイスブックのマイク・シュローファー最高技術責任者(CTO)は22日、来年退任することを明らかにした。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、勤続13年となるシュローファー氏が同社初のシニアフェローになると発表した。パートタイムの同職は、技術人材の採用と開発、プロジェクトのインフラ改善、人工知能(AI)開発の監督が主要な役割となる。フェイスブックは前日、知名度の高いユーザーには別の諸規定を適用している慣行を巡り、同社の監督委員会が、判断方法に明らかな矛盾があるとして見直す方針を明らかにしていた。監督委の調査は、フェイスブック社内で「クロスチェック」と呼ばれるシステムを巡るウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の一連の報道を受けたもの。