マーク・ザッカーバーグ氏は3月半ば、自らが最高経営責任者(CEO)を務めるフェイスブックのページで、野心的かつ個人的な目標を発表した。フェイスブックの圧倒的なリソースを活用して新型コロナウイルスのワクチンを5000万人が接種するよう働きかけることだ。ザッカーバーグ氏は投稿およびプレスリリースの中で、ワクチン接種を促進するフェイスブックの取り組みを紹介し、世界中の保健当局との協力関係も明らかにした。また、同社は「すでに20億余りの人々を信頼できる新型コロナ情報に結びつけている」と強調した。だがフェイスブック社内では、17年前に同氏自身がコードを書き、それを元に構築した世界規模のプラットフォームが、同氏の努力を損なう働きをしているとスタッフが警告していた。
FBが広めたワクチン忌避、CEOの熱意反映されず
ワクチン関連投稿に対する英語のコメントの約41%が接種を思いとどまらせる内容
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