米司法省が、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)と訴追延期合意(DPA)を結ぶことが、事情に詳しい関係者の話で分かった。孟氏は米国の要請を受けてカナダで3年近く拘束されているが、合意により中国への帰国が認められる見通しだ。関係者の話では、この合意は24日中に裁判所に提出される見通し。孟氏がいくつかの不正行為を認めるのと引き換えに、検察が銀行詐欺などでの訴追を先送りし、その後に取り下げる内容だという。孟氏は、カナダからオンラインで、24日午後にブルックリンの連邦裁判所に出廷する予定となっている。ファーウェイと司法省はコメントを控えた。
米司法省、ファーウェイCFOと司法取引で合意
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