2022年の北京冬季オリンピック開催までわずか4カ月余りとなる中、新型コロナウイルス対策で国外からの参加者に厳しい制限が課せられ、国内の選手に有利となる可能性が出てきた。  米国は自国からの参加者に対し、東京五輪では見送っていたワクチンを義務付ける予定だ。これは中国によるワクチン義務付けの前兆との見方も出ている。  中国では先週、国内の大規模な多目的競技大会である「全国運動会」が始まった。その初期の対策から、選手や関係者、メディアといった入国者に対しても厳しい措置が講じられるとの見方が強まっている。