投資家は米国初のビットコインETF(上場投資信託)に近くゴーサインが出ると見込んでいる。米証券取引委員会(SEC)は暗号資産(仮想通貨)のビットコインそのものではなく、ビットコインの先物契約を購入するETFの申請4本について、早ければ来週にも判断を下す可能性がある。SECは今後2週間で、ProShares(プロシェアーズ)、Valkyrie Investments(バルキリー・インベストメンツ)、Invesco(インベスコ)、VanEck(バンエック)が8月に行った申請について承認、却下、または延期の判断を示す可能性がある。SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は8月、先物ベースのETFを容認する考えを示唆。2週間前にも、ワシントンで開かれた資産運用会社の会合で同様の発言をしている。