【ワシントン】米司法省は15日、テキサス州の人工妊娠中絶禁止法について、連邦最高裁判所に近く執行差し止めを求める方針を明らかにした。  中絶手術を行う医師らがテキサス州を相手取り、同法の差し止めを求めていたが、最高裁は9月、5対4でこれを棄却した。  これを受け、司法省は自ら提訴に踏み切った。テキサス州は連邦政府による提訴は不適切だと主張している。  テキサス州オースティンの連邦地裁は10月6日、司法省の訴えを支持し、執行の仮差し止め命令を出した。