ひろゆきが呆れる「話し方が残念すぎる人の特徴」ワースト3ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語った『1%の努力』は、34万部を超えるベストセラーになっている。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

誰に対してもフラットに話そう

 僕はあまりコミュニケーションする機会がないのですが、仕事上、話をすることは増えました。相手が総理大臣だろうと、子どもだろうと、基本的に同じ態度で話すようにしています。フラットに付き合う人でいることは結構大事だと思います。

 そうして話している中で、「この人はどうも残念な話し方をするな」という共通点がわかってきたので、それについて説明しようと思います。

第3位は「信用度を落とすアレ」

 第3位は、「相手によって話し方を明らかに変えるような人」です。

 人間は誰しも、相手によって態度を使い分けているところはあるでしょう。しかし、その態度が180度明らかに変わってしまうのはどうなんでしょうか。

 それまでフランクに話していたのに、立場が偉い人が入ってきたらいきなり「大人しい態度で擦り寄る」とか、異性が混じったら急に「声色が変わる」とか。

 徐々に変えていくのなら多少は理解できますが、人が変わったようにスッとスイッチが入るのは、人として信用を落とすでしょう。家族とか恋人であれば、少しは照れが出てきたりするでしょうが、会社やプライベートの人間関係で好かれようとするために態度を変えるのは、できればやめたほうがいいと思います。

第2位は「ある2つが混じってしまうこと」

 第2位は、「論理と感情が混じって話してしまう人」です。

 会議の場や仕事の打ち合わせであっても、相手に対して「好き嫌い」が入ってしまうのは仕方がないと思います。

 そのときに大事なのは、「感情は感情として話す」「論理は論理として話す」ということです。相手の意見が論理的じゃなくても、感情的に推したいときに、「正しいと思います」と言ってしまうのは嘘になります。

 本当なら、「論理的には正しくないですが、個人的に好きだからアリだと思います」という言い方をしないといけません。

 そこを混同しているような人を見かけると、「ああ、残念だな」と思ってしまいます。「好き嫌い」はハッキリ言いましょう。それを隠して、非論理的な証拠探しをしている人は、確証バイアスで判断するように見えてしまうので気をつけましょう。