「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

なぜか願いが叶っていく<br />未来日記の正しい書き方Photo: Adobe Stock

「未来日記」を書くと
願いが現実になる

今かなえたい願いがある人はもちろんのこと、そうでない人も、書くことで運が向いてくるツール、それが未来日記です。

物事は「起こったらいいな」と思っているだけでは夢や想像に過ぎませんが、言葉にして書き出すことで、決定事項になります。もちろん、一度書いたらすぐにその出来事が実現するというわけではありませんが、「絶対にかなえる」という強い気をこめて何度もくり返し書いたりすると、書いた内容があなたの中に運として積み上がっていき、その運が表に出るのです。

最近は、スマホのアプリなどで日記をつける人も増えていますが、未来日記はデジタルツールで「打つ」のではなく、自分の手で「書く」ことが大事。市販の日記帳でもいいですし、手帳、ノートなど、好みのものを使ってかまいません。よく、年始めから日記をつけ始める人がいますが、それと同じような感覚で始めてみましょう。自分の誕生日に書き始めるのもおすすめですよ。

書く内容は何でもいいのですが、あまりにも現実とかけ離れた内容は実現しにくいので避けて。「望む仕事に就けた」「理想の人に出会えた」など人生に関わるものから、「誕生日にほしかったアクセサリーを買ってもらった」など日常で起こるハッピーな出来事まで、自分の今の環境に起こってもおかしくないこと、起こったらいいなと思うようなことをすべて書いていくのがポイントです。

旅行に行きたいなら、「このあたりで行きたいな」と思うところに先に予定を書き込んで。日にちを特定するのが面倒なら、ひと月単位でざっくり書いても大丈夫です。

ただ、書いている途中で息を吐くと言霊が逃げてしまうので、書くときは息を止めて一気に書き上げるよう心がけましょう。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

なぜか願いが叶っていく<br />未来日記の正しい書き方

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。