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「この人、本当は何を考えているのだろう?」――仕事でもプライベートでも、相手の本音が気になった経験は誰にでもあるはずだ。言葉では「大丈夫です」と言っていても、メールの文面や声のトーン、ふとした表情には、隠しきれない本心がにじみ出ていることがある。心理学者の内藤誼人氏によれば、そうした無意識のサインに注目すれば、相手の性格や感情を読み取ることができるという。メール、声、表情に表れる「本音」を見抜くには、どこを見ればいいのか。※本稿は、心理学者の内藤誼人『10秒で本音を見抜く心理術』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
文末の「!」マークの多用は
ナルシストの可能性が大
ビジネスメールでは、定型文がかなりの頻度で使用されるので、人の心を読むのはなかなか難しいのですが、それでもメールの書き手の性格がわからないわけではありません。
その際に手がかりになるのが、感嘆符。いわゆる「びっくりマーク」を使うかどうかに注目するのです。
Aさん「委細、すべて了解しました」
Bさん「委細、すべて了解しました!」
AさんとBさんの文章はほぼ同一。違いはびっくりマークのあるなしだけですが、この例で言うと、Bさんのほうが「ナルシストの可能性が大」ということが心理学的には予想できるのです。
自己陶酔型のナルシストは、アクセサリーなどを身に着けて自分の外見を着飾る傾向がありますが、その傾向はメッセージを書くときにも出てしまうのです。
米ウェスタン・ニューイングランド大学のキャサリン・ディロンは、50名の大学生に、ナルシシズムを測定する心理テストを受けてもらい、次に、親友に送ることを想定してバースデー・カードを書いてもらいました。
そのカードを分析したところ、ナルシシズムスコアの高い人ほど、びっくりマークや、アンダーラインでの飾り立てをたくさんやっていたのです。







