中途採用の面接でのエピソードが話題
少し前に転職ニュースサイト(キャリコネニュース)で、中途採用の面接に関する記事がバズっていました。
大学院卒のエンジニアが転職活動の際、自分のバックグラウンドが生きる別の企業に応募したときに中途採用面接でとんでもない面接官に遭遇したという体験談です。
その面接官は開発部署から来た人間で、あいさつも自己紹介もなしにドカっと座ると、履歴書を見たうえで「早い話が素人で、この業界について何も分かっていない」応募者だと決めつけて、横柄な態度で面接を始めたというのです。
あまりに失礼だったことから、このエンジニアは、その面接官に対してピシャリと言い返してその場を去り、人事部に対して丁寧に応募辞退を伝えたという内容でした。
記事の中ではその的確で小気味のいい反論が読者の爽快感をうながすとともに、その面接官のような古いタイプの技術者がいる会社は、自ら若い研究者の活躍を妨げる会社なのだと分析しているようでした。
記事としてはおもしろくまとまっているエピソードなのですが、「やられたらやり返せ」とでも言うべき、この小気味いい反撃に成功した彼がひょっとすると気づかなかったことがあるかもしれません。