新しい商品名を考えているなら、最近の調査結果を参考にするのが賢明だろう。調査によると、発音しやすい名前の商品に対して、消費者は制御しやすさをより強く感じるという。ある研究において、研究者らは、まったく同じゴルフボールに、4種類のでたらめなブランド名をつけて参加者に渡した。4種類の名前は「Machakw(マケク)」、「Weayaya(ウィヤヤ)」、「Chatima(チャティマ)」、「Melvern(メルバーン)」。参加者にはゴルフボールをパッティンググリーン上で使用し、それぞれのボールを7段階(1=コントロールしにくい、7=コントロールしやすい)で評価してもらった。その結果、発音しにくい名前のゴルフボール(マケクとウィヤヤ)は、発音しやすい名前のゴルフボール(チャティマとメルバーン)に比べて、制御性についての参加者の評価が低くなった。