新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」による感染が欧州・アジア太平洋地域で相次ぎ確認された。ただ当局によると、感染者の多くはオミクロン型が先週特定される前に入国した人々に集中している。欧州疾病対策センター(ECDC)は30日、欧州連合(EU)内で44件のオミクロン型による感染が確認されたと発表した。その多くはアフリカへの渡航に関連しているという。また病状の深刻さに関する情報が入手できている事例については、いずれも無症状か、軽度の症状で、重症や死者は報告されていないとしている。オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、同国が入国制限を実施する2日前にシドニーに到着していた女性から、オミクロン感染が確認された。
オミクロン型感染が増加、欧州・アジアで相次ぎ確認
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