50万部の大ヒットとなった『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。第2弾でも「育ちがわかる」と言われてしまいそうなものばかり260項目を紹介しています。しかも、第1弾と同じ項目はないので、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』も必見ですね! 今回は、ティーカップのソーサーも持ったほうがいいのか? ついてご紹介していきます。
ティーカップのソーサーは手に持つべき?
フランス料理のテーブルマナーでも、アフタヌーンティーマナー講座でも必ずいただく質問が、
「ソーサーも持って飲むのが正式なマナーですよね?」
というもの。ソーサーを手にする姿はどことなく上品に見えるのでしょう。
通常の高さのテーブルで座って飲む場合は、ソーサーを持つ必要はありません。
持ったほうがよいのはカップが置かれた場所が口元から遠い位置にあるとき。
ソファに座ってローテーブルに置かれたコーヒーや紅茶を飲む場合、口元までに距離がありますのでソーサーごと持ち上げます。立食の場でも同様です。
美しく見えるソーサー&カップの使い方
ソーサーごとカップを持って飲むときは、まず胸元からウエストの辺りへ引き寄せ、いったん動作を止めてから飲むようにすると上品です。
また、ティーカップは、ハンドル(持ち手)部分に指を通さず、つまむように持つとエレガント。
人差し指、中指、親指の3本でハンドルをつまみ、残りの2本の指で支えるように持ちましょう。
シリーズ第2弾となる『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!