50万部の大ヒットとなった『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。第2弾でも「育ちがわかる」と言われてしまいそうなものばかり260項目を紹介しています。しかも、第1弾と同じ項目はないので、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』も必見ですね! 今回は、靴の脱ぐとき、意外と見られているところついてご紹介していきます。
むしろここがわからなかった! 靴を脱ぐときの所作
前作『「育ちがいい人」だけが知っていること』で、訪問先の玄関では、「正面を向いたまま靴を脱いで上がり、振り返って腰を落とし、靴の向きを変える」とお伝えしたところ、大きな反響がありました。
同時に、「靴から足を抜くときの正しい所作がわからない」と、新たに思わぬお問い合わせが!
確かにこのような細かい所作を教わる機会は、なかなかないものですね。
パンプスでしたら、片方のかかとの側面をもう一方のかかとの側面にグッとつけてそのまま足を抜くことで、手を添えずにすっと脱げます。
一手間かかる靴を脱ぐときは?
注意していただきたいのは、ボタンつきのストラップなど、手を使わないと脱げない場合。
深く上体を折り曲げてストラップをはずす所作は美しくありません。
正しい所作は、上半身はまっすぐに保ったまま、スッと腰を落とし、ストラップを外すというもの。
なお、立ったまま片足を上げて外すのも、美しさの観点からNGです。
「育ち」とは、マナーやルールとして決められていることがきちんとできているかではなく、むしろそれらに書かれていない、決まりのない所作の美しさに、にじみでるもの。日頃から、気をつけたいですね。
シリーズ第2弾となる『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!